要約
DNS リソースの SOA (Start Of Authority) レコードを表す抽象クラスです。
Resolv::DNS#getresource で SOA レコードを得たい場合は Resolv::DNS::Resource::IN::SOA を使うべきです。
目次
継承しているメソッド
特異メソッド
new(mname, rname, serial, refresh, retry_, expire, minimum) -> Resolv::DNS::Resource::SOA
[permalink][rdoc][edit]-
Resolv::DNS::Resource::SOA のインスタンスを生成して返します。
- [PARAM] mname:
- 対象のゾーンのマスターゾーンファイルが存在するホスト名
- [PARAM] rname:
- 対象のドメイン名の管理者名
- [PARAM] serial:
- ゾーンファイルのバージョン
- [PARAM] refresh:
- プライマリサーバからの更新をセカンダリサーバがチェックする頻度(秒単位)
- [PARAM] retry:
- セカンダリサーバがプライマリサーバからの情報更新に失敗した場合のリトライの頻度(秒単位)
- [PARAM] expire:
- プライマリサーバから得たゾーン情報の有効期間(秒単位)
- [PARAM] minimum:
- リソースレコードの最小 TTL (秒単位)
インスタンスメソッド
expire -> Integer
[permalink][rdoc][edit]-
プライマリサーバから得たゾーン情報をセカンダリサーバが何秒間有効なものとして保持するかを返します。
minimum -> Integer
[permalink][rdoc][edit]-
リソースレコードで TTL の値として使われる最小の秒数を返します。
mname -> Resolv::DNS::Name
[permalink][rdoc][edit]-
対象のゾーンのマスターゾーンファイルが存在するホスト名を返します。
refresh -> Integer
[permalink][rdoc][edit]-
プライマリサーバからの更新をセカンダリサーバがチェックする頻度を秒単位で返します。
retry -> Integer
[permalink][rdoc][edit]-
セカンダリサーバがプライマリサーバからの情報更新に失敗した場合に何秒後にリトライするかを返します。
rname -> Resolv::DNS::Name
[permalink][rdoc][edit]-
対象のドメイン名の管理者名を返します。
serial -> Integer
[permalink][rdoc][edit]-
ゾーンファイルのバージョンを返します。