singleton method REXML::Entity.new

new(name, value, parent=nil, reference=false) -> REXML::Entity[permalink][rdoc][edit]
new(array) -> REXML::Entity

新たな Entity オブジェクトを生成して返します。

name, value で実体の名前とその値を定義します。 parent はその entity オブジェクトが属するノードを渡します。 reference でその実体宣言がパラメータ実体(parameter entity)かどうかを指定します。

このコンストラクタでは単純な内部実体(internal entity)宣言のみを実現できます。

それ以外の内容を保持する Entity オブジェクトが欲しい場合は、文書に適切な DTD を含めておいてそれを REXML::Document.new でパースするようにしてください。

配列を使うほうは rexml のパーサが内部的に利用するため通常は利用しません。

[PARAM] name:
実体参照の名前
[PARAM] value:
参照の値
[PARAM] parent:
親ノード
[PARAM] reference:
パラメータ実体であるかどうかの真偽値
[PARAM] array:
初期化のための配列

「>」「>」 の対応は以下のように実現されます。

REXML::Entity.new("gt", ">")