Complex(r, i = 0, exception: true) -> Complex | nil
[permalink][rdoc][edit]Complex(s, exception: true) -> Complex | nil
-
実部が r、虚部が i である Complex クラスのオブジェクトを生成します。
- [PARAM] r:
- 生成する複素数の実部。
- [PARAM] i:
- 生成する複素数の虚部。省略した場合は 0 です。
- [PARAM] s:
- 生成する複素数を表す文字列。
- [PARAM] exception:
- false を指定すると、変換できなかった場合、例外を発生する代わりに nil を返します。
- [EXCEPTION] ArgumentError:
- 変換できないオブジェクトを指定した場合に発生します。
例:
Complex(1) # => (1+0i) Complex(1, 2) # => (1+2i) Complex('1+1i') # => (1+1i) Complex('1+1j') # => (1+1i) # Complex.polar(10, 10) と同一。 Complex('10@10') # => (-8.390715290764524-5.440211108893697i) Complex('_') # => ArgumentError
r にも i にも複素数と解釈されるオブジェクトを指定した場合には、 Complex(a, b) を a+bi として計算した Complex オブジェクトを返します。
Complex('1+1i', '2+3i') # => (-2+3i) Complex('1+1i') + Complex('2+3i') * Complex('i') # => (-2+3i)
[SEE_ALSO] Complex.rect、Complex.rectangular
[注意] Complex.new、Complex.new! は 1.9 系では廃止されました。