facts -> { String => String|Integer|Time }
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そのエントリの「facts」を返します。
facts とはそのエントリに関するファイルサイズなどの様々な情報です。 Net::FTP はこの情報を文字列をキーとするハッシュテーブルで返します。標準では以下のような facts が定義されています。これらの facts には対応するメソッドが定義されています。すべてのサーバでこれらの facts がすべて実装されているわけではありません。 [RFC3659] では modify, perm, type, size, unique はすべてのサーバで対応すべき(SHOULD)、とされています。
- "modify" : 変更時刻 (Time)
- "create": 作成時刻
- "perm": パーミッション(String)
- "type": 種類(String, "file", "dir", "cdir", "pdir" など)
- "size": ファイルサイズ (Integer, octet単位)
- "unique": ユニークID (String)
- "lang": ファイルの言語 (String)
- "media-type": メディアタイプ (String)
- "charset": 文字エンコーディング (String)
サーバが UNIX 系 OS の場合は以下のような facts が使える可能性があります。
- "unix.mode": ファイルモード(Integer)
- "unix.group": グループ(Integer)
- "unix.owner": ファイルのオーナー(Integer)
- "unix.atime": ファイルに最後にアクセスした時刻 (Time)
- "unix.ctime": ファイルを作成した時刻 (Time)
これ以外の非標準的な fact を保持している場合もあります。
詳しくは [RFC3659] を参照してください。