tr!(pattern, replace) -> self | nil
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pattern 文字列に含まれる文字を検索し、それを replace 文字列の対応する文字に破壊的に置き換えます。
pattern の形式は tr(1) と同じです。つまり、`a-c' は a から c を意味し、 "^0-9" のように文字列の先頭が `^' の場合は指定文字以外が置換の対象になります。
replace に対しても `-' による範囲指定が可能です。
`-' は文字列の両端にない場合にだけ範囲指定の意味になります。 `^' も文字列の先頭にあるときにだけ否定の効果を発揮します。また、`-', `^', `\' はバックスラッシュ (`\') によりエスケープできます。
replace の範囲が pattern の範囲よりも小さい場合は、 replace の最後の文字が無限に続くものと扱われます。
tr! は self を変更して返しますが、置換が起こらなかった場合は nil を返します。
- [PARAM] pattern:
- 置き換える文字のパターン
- [PARAM] replace:
- pattern で指定した文字を置き換える文字
[SEE_ALSO] String#tr, String#tr_s